BRM423 西上州300(2022)を走ってきた

300kmブルベ完走したし、久しぶりにブログ書くよ

AJたまがわのBRM423西上州300を走ることにした

昨年、鬼怒川を走ってはじまった私のブルベ挑戦記。今回で3回目のブルベ挑戦になります。 ちなみに実はこの前、籠坂200も走って完走しているんだけど、ちょっとブログにし損ねて今に至ります。

私は東京都内に住んでいるのもあり、一応まん延防止等重点措置にも配慮していたので、冬の間は積極的にブルベに挑戦していませんでした(どうせ寒かったのもありますが…)。それとスタート/ゴール地点が近所になるAJたまがわのBRMは、4月から活発化するのもありちょうどこの時期から走り始めることになりました。

今年はSR取れたらいいなーと思っているので、200,300,400,600と全部走りたいと思っているところです。そんなこんなで、西上州300の募集がはじまったので特に何も考えずエントリー。

ajtamagawa.org

鬼怒川600でも夜中までに300km以上を走ることができていたので、距離的な不安はあまりなかったんですが、籠坂200やその翌週にあった富士チャレで「2,3時間元気に走っていて途中でいきなりパワーダウンする」という現象に見舞われてしまっていたので、今回はエネルギー不足に陥らず同じペースで走り切ることを目標として臨みました。

前準備

鬼怒川600を走ったときから愛用しているRide with GPSですが、最近までのアップデートと国土地理院プラグインによって累積獲得標高の誤差が実走とあまり変わらなくなっているので、今回もそれを利用してキューシートを読みながらルートをひきました。

www.330k.info

ルート情報に関しては、各種主催団体が予めひいてくれたものがあるので、ひき直さなくてもって毎回逡巡するんですが、最終的には自分でひいて良かったなと毎回思っています。自分でルートをひくことで、走るルートの理解度が増すので、だいぶ不安がなくなるんですよね。

加えてGoogle Mapのマイマップ機能を使って、同じルートをスマホで確認できるようにしました。

あとはエネルギー不足にならないように蓄えるのみ…。とりあえず同じZwiftチームの人や知人などにどうやったらエネルギー不足にならないかを聴くことに。だいたい答えは一緒でいわゆる「カーボローディング」と言われるものを実践すると良さそうです。

厳密さはさておいて、ポイントは本番の1週間前くらいからできるだけ糖質を多く摂っておくとよさそうで、2日前くらいに少し減らして前日に隙があればひたすら食べる、というのが良いらしい。

というわけで前日はひたすら朝から晩まで食べ続けました。

もう無理…っていうくらい食べたよ

当日の朝

午前4時にスッと起き出して、朝食の準備をする。この日に限ってはいつも以上に食べることを意識した。パスタにしようと思ったけど、朝からお湯を沸かして茹でる暇がなかったので、代替として蕎麦にした。二束ほど湯がいて食べる。正直、多過ぎるが我慢。それに加えてパンを少々食べる。これでしばらくは大丈夫だろうっていうくらい詰め込んだ。最後にコーヒーを流し込んで準備完了。

この日の天気は晴れのち曇りとかそんな感じだったし、前日までは若干雨も予報で出てたりしたけど、晴れることを祈って半袖ジャージ、ビブショーツで行くことに。そうそう、AJたまがわのジャージも手に入れたので、それを着ていきました。

しっかり日焼け止めを塗って、愛用しているQ36.5のウィンドジャケットをサドルバッグに詰めて準備完了。この日はちょっと重いけどSMITHのヘルメット(Trace)とSMITHの調光レンズ付きアイウェアで行くことにした。

www.q36-5.com

というわけで出発 :)

集合&ブリーフィング、出発まで

私は6時発の組でエントリーしているので、5時半より早く着いておきたかったんだけど、ちょっと手間取ってしまったため5時半を少し過ぎたくらいで集合場所に到着。3度目なのでもはやあまり緊張もなく、同意書を提出して、出発時間を記入してもらったブルベカードを受け取る、自分の住所を記入してブリーフィングまで待機。私は今回6時10分の出発となった。

見渡すと同じ時間で走るはずのmomさんが見当たらない。DNSかな…?ぜっとさんもいたけど、私が過去参加した回はぜっとさんは走っていないので、ぜっとさんと走りはじめることになるのは初。

ぽけっとしているとブリーフィングが始まった。諸々注意事項などを聞いていると、主催の方から「300kmはじめての人ー」と言われたので、素直に挙手したら「…ああ。でも600走ってたから大丈夫」と言われることに。そういえばどこかで見たなぁと思ったけど、鬼怒川600のときのARGON18の方だった(たぶん)。まさか覚えられているとは笑

ブリーフィングの途中でしれっと入ってくるmomさん。ブリーフィングが無事に終わり、車検と出発待ちになる。6時発の組を見送って、待っているとmomさんがアミノバイタルを一包差し出してくる。先日話したときにエネルギー不足の話をしたので、気遣ってくれた様子。しかし、この日の私は完璧(?)に調整してきたので「大丈夫です!」とやんわり断る。momさんが虫除けスプレーをぜっとさんの足にかけて「一振りうん万円」などという話をしているのを眺めていたら、出発する時間になった。

出発 ~ コントロール2まで

車検を済ませて出発する。個人的には少しトイレに行っておけばよかったかなーという後悔もありつつ、走り始めちゃったのでコントロール1まで我慢することに。この日の目標は「ゆるポタでエネルギー不足にならないように走る」でした。

ぜっとさんやmomさんを置き去りにして走り始めたんだけど、5,6km走ったところで後ろからロードバイクの音が聞こえる…。あれ?と思って振り返るとぜっとさん&momさん一行が…。

追い付いたー
追いつかれたー

momさんに煽られた(煽ってない)ので速度を上げることに(なんで)。とりあえずこの時点で「ゆるポタで」は雲散霧消した。ぜっとさん一行から逃げて(だから、なんで)、しばらく走っているとRIDLEYに乗った速そうな方に追い付いた。見るからにブルベ勢というよりはレース勢みたいな装いで、ちょっとRIDLEY乗ってる方の方がペース速かったのもあり、無理についていかないことにした。…んだけど、信号運が悪くちょっと距離が空いたかと思うとすぐに追い付いてしまうというのを繰り返しているうちに、6時発の先頭まで追い付いてしまった。

先頭を走っていたのはLOOKの方ともうひとりいたんだけど、ここでずっと先頭を走っていたRIDLEYの方はLOOKの方の後ろにつく選択をしたためペースが落ち着く。どちらにしてもコントロール1までは新奥多摩街道の信号多い区間だし、ペースを上げても仕方がないので私もこの方達の後ろに着いていくことした。ペースが絶妙で脚が削れない程度のいい感じのペースだったのもあり、快調快調。

ちなみにLOOKの方は「VCRあおば」という不穏な文字が書かれたジャージを着ていた。「もしかしてこれは"#あおばひどい"で有名な"あおば"なのでは…?」と思ったけど、とりあえず黙って後ろをついていく。

いいペースでコントロール1であるファミリマート青梅成木街道店に到着。この時点で7:57。距離にして42km時点。わりといいペース。ここまでで特に消耗もしてないけど、これから次のコントロールである小鹿野までの間に、小沢峠と山伏峠があるので、山中で食べるものがないのは心細いので少しだけ買い物をする(どちらにしてもレシート貰うために買い物しないとだめだし)。さくっと用を足して、

  • チョコチップスナックパン
  • 水(500ml)
  • inゼリー(エネルギー)

を買う。店を出るとRIDLEYの人が消えた。早すぎる…これが歴戦のランドヌールか…!?と関心しているとLOOKの人も出ていきそうだったので、私もパンと水を背中に突っ込んで後に続く。RIDLEYの人もLOOKの人も見えなくなってしまっていたんだけど、無理に追いつこうとしない程度のペースで走っていたら追いつけた。

ただ、その直後の吹上峠でばっちり千切られる…。松ノ木通りから小沢峠に至るところで追いついたけど、やっぱり小沢峠を登ってる途中で無事に千切れる…。レースじゃないからついていく必要もないんだけど、直感としてこの人たちの平坦のペースについていけるといい感じで走れる気がしていたので、背中を追いかけたかった。

というわけで小沢峠を下ったタイミングで無事に追いつけたので、このまま山伏峠まで3人で走ることに。といってもお互い存在を認知しているだけで、先頭を交代することもなく走っていたんですが…(とにかくLOOKの人は淡々と自分のペースで走っているという感じで、RIDLEYの方も私もそれに追従しているという感じ)。山伏峠に無事突入していく。

が…峠なのに平坦と同じ要領で淡々と走るLOOKの方。このとき私はというと3倍から4倍くらいで踏むことになっていた。

いやいや、峠TTじゃないのに私はなんでこんな脚削って登ってるんだ…

どう見ても他のふたりは私に比べると明らかに余裕があるというか、息も切れてる様子がない。ピークまで残り数百メートルというところで私はふたりを見送ることに。実力不足は残念だったけど、この後は自分のペースで走ろうと気を取り直して、背中のパンの袋をあけて少し食べる。

この後は秩父まで下り基調なのでとにかく流していく。何度か走っているので、見知った道を駆け抜けて危うげもなく秩父まで下り切る。ここからコントロール2までは少し登ったりするけど、そんなに大した登りじゃないのでパンを食べつつ走る。水分持ってかれるけど、仕方ない。PEKOさんの反射ベストは胸ポケットにパンを装備できるので本当に偉大だなぁと思います。

鬼怒川600のときは鬼のような向かい風に吹かれた小鹿野バイパスだったけど、今回は特に向かい風もなくコントロール2に到着。コントロール2はファミリーマート 秩父小鹿野町店で10:02。この時点で距離にして95km程度でざっくり全体の1/3を走りきったことになる。コントロール2に着いたらLOOKの方が補給中だったけど、RIDLEYの方が見当たらない。とりあえずトイレを借りて買い物をして出た。

inゼリーを突っ込んで、おにぎりを食べていると、LOOKの方から「RIDLEYの方はメカトラでもしかしたらDNFかも」という情報をもらった。どうりでいないわけです。少し会話をして、LOOKの方は先にコントロールを後にした。私はソルティライチを飲みながら、ボトルの水があまり減っていないので意識して水を飲まなきゃなと反省。背中に入っていた水をボトルに詰め替えて、ソルティライチの残りを背中に入れた。この時点で補給食は水700ml+500ml、ソルティライチ半分、パン(200kcal)、マイプロの補給食x2。

コントロール2 ~ コントロール4まで

次のコントロールは55km先の道の駅なんもくで、今回のコースの名実ともに折り返し地点となる。以前の鬼怒川600では志賀坂峠を迂回して、土坂峠を越えるルートだったので、志賀坂峠は初。それとなんだかんだで湯の沢トンネルあたりまで地味に登ったり下ったりした印象だったので、少々補給食に不安はあったけど、志賀坂峠さえ抜ければ道の駅があるのは理解していたので、なんとかなると思って出発。ちなみにこの時点でも空腹感は特になく、エネルギー不足感もなかった。

さーて、頑張るぞーということでまた淡々と走る。しばらくして小鹿野バイパスを抜けると道が細くなりどんどん斜度がきつくなっていく。鬼怒川600のときは土坂峠を登っている途中でヘロヘロだったけど、今回はそんなこともなくちゃんと走れている。成長してる!途中であまりに景色がいいので、自転車を降りて写真を撮る(登るの飽きたわけじゃないよ!)。

どうにかこうにか登りきって、志賀坂峠のトンネルに到着。埼玉と群馬の県境らしい。

このあたりで完全に勘違いというか、脳みそが混乱してしまっていたんだけど、鬼怒川600のときに抜けた土坂峠のトンネルと出たときの雰囲気が完全に同じに見えてしまっていた。こういう雰囲気。

だから前回通ったときにあったはずの道の駅(万葉の里)がなくて「あれ?」となっていた。走りながら混乱した頭を整理していたんだけど、前回より奥の方に出てきているのか、そっか、と勝手に納得して走り続ける。あと恐竜のモニュメントが出てくるのもだいぶ早くで距離感がこの時点で崩壊。

道の駅上野まで軽快に走りきったところで、パンはなくなっていたけど特に補給の不安もなかったのと、後は湯の沢トンネル手前の坂くらいしか大きく登るところはないはずなので、道の駅はスルーした。

そしてどうにかこうにか坂を攻略して、目の前に現れる湯の沢トンネル…。鬼怒川600のときに車に乗ったmomさんに追い回されたのが懐かしい…。全長3.3kmある上に地味に下る感じの作りになっている上に、交通量もまあまああるのでわりと恐怖体験できる仕様のトンネルです。キューシート的には塩ノ沢峠を走って迂回してもいいことになっているんだけど、余分に登ることになるので究極の2択。私は当然のようにトンネルを走ることに。案の定、一度車に追いつかれたので、待避所に避難してやり過ごしてなんとか出口にでた。後は道の駅なんもくまで下るだけ!!

というわけで下って道の駅なんもくへ到着。時刻は12:39。わりといいペースで走れたみたい。

手持ちの補給食と水分が寂しかったので、とりあえず自販機と売店で補給物資を購入。売店はちょうど?団体のお客さんで賑わっていて、わらび?を大量に握りしめたお客さんがいたのが印象的だった。

  • コーラ
  • パンx2

パンは背中に入れて、コーラは即振って炭酸を抜いて飲んでしまう。水をボトルに入れて準備完了。そういえば鬼怒川600で立ち寄ったときもここではパンを買ったんだけど、お店に入ってすぐのところしか見てなかったからパンしか見えてなかったのもあるけど、タイミング良いとたぶんお弁当とかお団子とかもある気がする。それと少し時間を取って休憩するつもりなら、ちゃんとした食堂も一応あるらしい(前回は本当に気付いていなかった)。

朝のブリーフィングでも言われていたけど、道の駅なんもくまで到着できたら主要な登りは終わっているので後はほぼ平坦を走り続けるだけ。このタイミングでLOOKの方にお会いできなかったので、もうたぶん追いつけないんだろうなーと思いながら道の駅を後にします。

そしてここからコントロール4までの記憶はほとんどない。というより、本当に、本当に、本当に、ほぼほぼ平坦なのと、キューシート的にも指示の区間距離が12kmとか18kmとかあって、ずーっとまっすぐ走り続けているだけなんですよね…。これが群馬…とか考えながら走ってました。

走り始めて6時間以上が経過しているのもあって、肉体的にも疲れたなあと思っていたタイミングで、特にシューズをちょっときつく締めすぎていた影響で足が痛かったのでBOAを緩めたりしていました。この区間は交通渋滞が少しあったり、信号がちらほらあるのでストップ&ゴーも増えていてそこまできつくはないけど大変でした。前日までの天気予報では煮え切らない天気だったはずなのに、結局はThe 快晴!みたいな感じで晴れていたのでわりと暑かったのも印象的です。

淡々と走り続けてコントロール4に到着。ローソン川本店で、時刻は15:16。なんもくからはざっくり60km程度あったので、これもいいペースですね。少しお腹が空いてきた感覚と脚を休めたかったので少し休息することに。ここでは以下のものを購入。

inゼリーとおにぎりを食べて、プロテインを流し込む。コーラは振ってしまって飲み切る。水をボトルに入れて2本体制のボトルはフル状態に。そうそう、途中の反省を活かしてちゃんと水はここまでで飲みきれたので良かった。それでもたぶん暑かったから、感覚的にはもう少し水を持ってても良かったかもしれない。

補給しながらシューズのBOAを緩めて脚を休めていたら、1台の自転車がやってきた。あれ、誰に追いつかれたんだろうって思ったら、例のLOOKの方でした。どういうことだろうって考えたけど、恐らくはお昼ごはんを食べて休まれているところを私が抜いていた形なんだろう、と思う。それにしても早い…。

コントロール4からゴールまで

休息もそこそこにローソンを後にする。LOOKの方より先に出て走り始めることに。後はコントロール5に指定されている青梅のコンビニを目指して、最後のゴールを目指すだけ。ゴームまではもう100kmを切っているし、本当に走り切るだけ。脚の疲労も多少は抜けているのでちゃんと踏めそうです。

淡々と走っていたら、そんなに遅かったつもりもないのに、例によってLOOKの方に追いつかれて追い越された…!めちゃくちゃ元気あるし、速い…。私と同じようなペースで走っているなら、後ろにつかせてもらおうって思ったけど、微妙なアップダウンで見事に振り切られる。主要な登りはもうないんだけど、微妙なのはちらほらあって、脚が気持ちについていけなかった…。

そんなこんなで単独で走っていたら、奇跡的にまた追いつけた。どうも信号ストップとかの兼ね合いで追いつけるみたい。個人的にはスタートからほとんどこの方しか見かけていないので、勝手に一緒に走ってる気持ちでいて親近感MAXだったのはここだけの話。見慣れた飯能の町に帰ってくると後はひたすら下り道。顔とか腕がなんかやたらざらざらするから、早く帰ってシャワー浴びたい気持ちが高まる。

17:37、わりとまだ明るい時間にコントロール5、セブンイレブン青梅日立前店に到着。LOOKの方が「ボトル2本が今日は正解でしたね。1本しか持ってなくてすぐなくなります」と言っていて、確かに私は2本だけど1本でここまでこのペースで走ってるのもすごいな…と思った。ここでは残り50kmもないので補給はほどほどにした。

水を入れていたボトルにポカリ入れて最後の2時間に備える。カロリーメイトは箱から出して、胸ポケットに入れる。そしてまたふたりで走り始めた。このあたりからLOOKの方はエアロポジションで走ることが増えてきた。私は私でもう残り少しだし、ひとりで走るとダラダラ走ってしまいそうなので、LOOKの方に引きずりまわされる形でついていく。実際は下りに近い平坦なのでどちらかというと体格が大きい私はそんなに必死でついていかなくてもついていける形。それにしても、ここに来てエアロポジションで走り続けることができるのもすごいけど…

今日はなんかの練習会に参加していたんだっけ…

という気持ちがすごかったです。カロリーメイトを口に入れながら走ってたけど、正直このタイミングでこの選択は失敗したなと思った。ものすごく水分を持っていかれました。

この時間になってくるとゴールの時間を計算しはじめる。というか、ゴールまであとどのくらい耐えれば良いのかを考え始めていた。セブンイレブン青梅日立前店からゴール付近までは普段よく走っている見知ったルートなので、だいたい場所と時間も分かるんだけど、多摩川のそばに出てきたあたりで後1時間…!というのが分かっていたので、体力的にも最後まで踏み切れる…と思って走る。

このあたりでサイコンのバッテリーが10%を切ってきて、アラートが出る。もうゴールするだけだし、知らない道じゃないから大丈夫なんですが、せっかくなので300kmのログをきれいに残したくて気持ちが焦ってくる。地味に渋滞するポイントが1箇所あったけど、そこを抜けて後はゴールまで駆け抜けるだけ。

…ゴール!!疲れたー!!

最終コントロールファミリーマート天神森橋店に到着。最後にマッチ(マスカット味)を買って、レシートを受け取る。19:31。

LOOKの方と少し話していたけど、やっぱりコントロール4で後ろから来られたのはお昼ご飯を食べていたかららしい。曰く、途中でお腹すいてしまったとか。それにしても速かったので驚きしかない。この前の籠坂200のときに「速いLOOKの人が先頭走っていった」って聞いていたけど、絶対この人だと思った。

というわけで、最後まで前を走ってもらってしまったのでお礼を伝えて、私はゴール受付をして解散しました。

感想、まとめ

初300km、楽しかった。累積獲得標高で言うと籠坂200とそう大差なかったというのが走った後の驚きだった。春になって久しぶりに秩父の方へ向かったけど、そっかもうこのあたりも走れるんだなーって思うとこれからの季節が楽しみになった(既に暑いから、夏場は大変だと思うけど…)。写真は撮ってないけど、微妙に湯の沢トンネル付近だと桜も残っていて、彩り良い景色を楽しめました。

コース全体としてはトータルで2500m up程度で済むと思うので、全体で見れば比較的イージーなコースだとは思うんですけど、150km地点までにほとんどの登りを消化するのもあって、序盤は苦労するコースだったなと。後半の平坦はある意味面白みがあまりなくて気持ち的には疲れました。実は小前田駅というネタにされている駅の前を通っているんですが、全然気にしてなかったのもあって帰ってきて気付きました。あと成木のあたりは普段山王峠を越えて山伏峠の方へ走るので、松ノ木通りを抜けて小沢峠を登るのが新鮮で楽しかったです。あとそっちのほうが緩いので走りやすかったかな?

ゆるポタするぞ、という目論見はいつの間にか消えていたけど、ちゃんと持続可能なペースで走れたのは良かった。走ってる最中も空腹感に苛まれることなく、しっかりといいペースで補給ができていたみたい。事前の「カーボローディング」もある程度効果が高かったんだろうなーと思う。ただ、帰ってきて体重測ったら出かける前との比較で約4kg減っていて、身体から何が消えたんだ!?という驚きの結果になりました。こんだけ体重変動するのは流石に久々です。

ヘルメットはやっぱりSMITHのTraceよりOGKのIZANAGIの方が軽くていいなと思う。そんなに派手に重さが違うことはないはずなんだけど、毎回この数十gの違いは距離が伸びると強く感じる気がする。それからこの日はサイクルキャップをしてなかったけど、日差しが強かったしキャップありがよかったなーと。

AJたまがわのジャージは汗抜けがあまり良くなくて背中が熱かった(反射ベストを着てるのもあるけど)ので、ちょっとこれからのシーズンは厳しいなと思った。籠坂200の反省を活かして今回はちゃんと日焼け止めを塗ったのでダメージ少なくて済んだ。

後は400を走れば200,300,400,600は一通り走ったことになるので、チャレンジしたい。だけど、一般に1番しんどいのは600よりも400と聞くのでどれに出るか悩むところ…。とりあえず5月中にチャレンジしたいなー。

あと、ちゃんと一緒に走ってる人とコミュニケーション取って、協調して走りたいですね。次回は頑張る。それにしても、鬼怒川600のときもそうだったけど、ゴールに向けて最後のコントロールからめちゃくちゃ速いペースで走る人がいるのは早く帰りたいからなんだろうか…。

というわけで、西上州300を走ってきたレポートでした。